自然に適ったオクルーザルコンセプトの実際とオクルーザルストップ |
●これまでヨーロッパでのナソロジーの展開は記述の通り、新しい展開を見せている。
●今回はZTM.M.Polz, D.Schluzらの咬合理論に限ったものである。 これに加えて、ヨーロッパでは彼等と類似した形の咬合理論を推称するZTM.S.Schunkeや 特に既述のドイツ語圏であるオーストリアのウィーン大学、Prof.Dr.Slaviechek 等、 その流れを汲むドイツのWestern Burger Kontakt派のDr.Reuschらのシークエンシャル咬合理論など様々な理論が存在する。 ●日本人など、モンゴル民族に見られるグラインド傾向の強い咬合に果たして最適であるかは、これからの課題と思われる。 これらの理論を理解し、自ら選択または融合することによって、また新しい一歩進んだ、 そして何よりも患者サイドに立ったニュー・ナソロジーの展開が見られるに違いない。
◎参考文献: 『医歯薬出版株式会社 D.シュルツのワックスアップテクニック 著者: グンター・ゾイベルト 訳:大畠一成 』 『医歯薬出版株式会社 月刊「歯科技工」別冊 「目で見るクラウン・ブリッジ 〜トータルにとらえる歯のかたち〜 」PartIII 歯牙形態を“作る”、臼歯編:大畠一成 より引用、改編』
◎参照: D.シュルツのワックスアップテクニック D.シュルツのワックスアップテクニック(前歯部編) |