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前歯部インプラント:骨および歯周組織再生術を施した審美補綴

〜3i インプラント・システムを用いた症例〜



 


●1952年、スウェーデンのブローネマルク教授によるオッセオインテグレーション(骨結合)の発見から

インプラントが実用的な治療技術として確立して行き、前回(2017年)の世界最大のデンタルショー、

IDS ケルン(ドイツ)では161社+αの出展がありました。

素材としては当時、「チタン」が導入され、インプラントは極めて良好な成果をもたらすようになりました。

生体に不活性であるチタンは、これまでの素材と異なり骨と直接結合する性質を持っています。

 


 


●世界的な流れは、1998年のトロント会議で世界中の著名な

インプラントジスト(インプラントをする医師)が集まり、コンセンサス

レポートを打ち出した。

「インプラント治療後、5年85%、10年80%以上の生存率」を

成功の基準として認め、世界的にチタン製のインプラントが開発・利用

されるようになり、安全かつ予知性の高いインプラント時代が到来した。

※コンセンサスとは、EBM(Evidence:根拠 Based:基づいた
Medicine:

医療)に基づいた報告であり、一部の歯科医の経験のみの報告は

除外されたのです。



●現在、インプラントの形状や表面の改良による性能の向上、

骨質・骨量の不足を補う骨造成・骨移植の進歩が図られました。

加えて、歯科技工装置の品質向上によって、さらにインプラントの質は

向上し、15年間の生存率が90%以上ともいわれるまでになっています。

◎ その中で、前歯部インプラントに関しては、骨の量、歯茎の厚みなど

から、インプラントの植立位置、機能と審美を兼ね備えることが非常に

難しいものであった。

しかしながら近年、的確な診断とその計算により、天然歯にも負けない

審美性をも備えた『人工の歯』の製作が可能となってきている。

     「気になる医学@歯科インプラントより引用、改編」





3i Implant System +セラモメタルによる修復。

 ★『症例担当、写真提供:静岡県浜松市の石川歯科医院 石川知弘先生(症例写真上)。』


 


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『視力減退などが気になる方のための情報サイト』はこちらへ→気になる医学@レーシック、視力回

 



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