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新素材PFSハイブリッドタイプ超硬質レジン
『セラマージュ(松風社)』を用いた『インプラント上部構造』


模型上:新素材PFSハイブリッドタイプ超硬質レジン『セラマージュ(松風社)』
を用いた『インプラント上部構造』


セラマージュ_インプラント1.jpg

セラマージュ_インプラント2.jpg

口腔内装着時:新素材PFSハイブリッドタイプ超硬質レジン『セラマージュ(松風社)』を用いた

『インプラント上部構造』(症例担当、提供:東京都港区神谷町 Uke Dental Office 宇毛 玲先生)


◎『クインテッセンス出版株式会社、 QDT January 2004, Vol.29, No.1 大畠一成 著』より引用、改編


 


●世界的高齢社会による経済的圧迫の打開を目的に、2003年度より我が国でも保険医療制度

改革が実施され、患者本人負担率30%と言う結果が生じた。

また、超高齢社会が既に到来している以上、それに対応した治療アプローチが必要とされよう。

 

これによって患者さん自身の持つ、

入れ歯に対するカテゴリーの意識は確実に変化するはずである。

それは個々の身体的健康への関心と配慮の向上とともに、より良質なものを求めようとする

自然な姿勢であろう。

 

●日本は『医療は殆ど無料で受けられるもの』と解釈されている傾向が非常に強iい。


医療自体の水準の低い発展途上国や税金で首の廻らない北欧の社会福祉国家群を除けば、


先進国における医療の中での患者個人負担は通常、50%〜100%が9割を占める。

 

●人工によって製作される歯牙に完全なものが存在しないのであれば……

患者さん個々の経済状況に相当するある程度、有効なカテゴリーの人工歯牙が選択される時代

の到来である。

言い換えれば、自費診療の可能性の拡大が自然に淘汰されうる環境に繋がろう。

 

近年、上記の歯科市場は微妙な需要環境の変化がみられる。

とりわけ歯周治療や口腔内インプラントは目覚ましく発展している。

また、超高齢化社会の到来に相まって、デンチャーなどの自費診療カテゴリーを満たす

条件に則したマテリアル『ハイブリッドレジン』の普及が増大傾向に向かうことは必至であろう。

 

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