|
●『歯の色』って色々ですよね。 左図は『間違った方法です』。 どうしてでしょう?! それをこれから解説していきます。 |
|
●『歯の色』を決めるためには、左のような『色見本』を使って、 見本数は外国製品もあわせるとこの10倍以上になってしまいますので…… *筆者が使っている『歯の色見本』の一部、あくまでも一部です。
この中から、あなたに合う『色』を見つけなければなりません。
|
|
●『歯の色』を決めるためには、既述したように『色見本』を使って カメラで言う「フィルム」です。 ここには二種類の「視細胞:錐状体と桿状体」が存在し、それぞれ「色覚と光覚」を司り、入って来た光を刺激として捉えます。 刺激に対して、これらの「視細胞:錐状体と桿状体」が化学反応をおこすのです。 その刺激によって生じた物質を物理的に伝達された情報が、視神経をとおって、脳の視中枢(視覚領)へ伝達され、カメラの写真と同様に、物が見える訳です。 |
★下図から分かるように、色を正確に見極めるためには、昔から言われている「グレーカード」や「無彩色の物」を見るとかではなく、 静かに眼を閉じて、光(=色)の刺激を受けない環境にしてやることが重要になってくるのです。 そこで…… 光(=色)の刺激を受け分解してしまった物質をもう一度、もとの視覚物質に再合成させる必要があるわけです。
|
|
|
|
これを専門的に「2度視野」と呼んでいる。 小さな歯を1m以上離れて見るヒトはいないだろうし、まず不可能なので、通常、30cmと言われている。 この30cmの距離にこの「2度視野」を考慮し、計算するとなんと約「1cm」の幅しかない。1cmと言えば「前歯一本分」にしか相当しないのである。 |
|
|